月間走距離について
ランナーのレベルや努力量を簡単に示す数字
それは、自己ベストと月間走行距離だと思います。
今回は月間走行距離について書いていきます。
先日こういったツイートをしました。
月間走距離を気にしすぎたときのデメリット⚠
— ponrun (@ponrun3737) 2020年6月1日
①走距離に囚われすぎて無駄な練習をしてしまう(怪我する)
②理想の距離を走れず無駄な自己嫌悪に陥ってしまう
③一回一回のジョグの質が低下する
高1の頃600kを目指して無理に走っていた自分に対して今の自分が伝えたいことです。
今回はこのツイートの内容を深堀していきたいと思います。
【目次】
初めに~量か質か~
まず大前提として、走った距離=タイムの成長では無い事を理解しておいて下さい。
これには質より量か量より質かという問題になってきます。
(もちろん最低限の量がなければ質は担保されません)
例えば僕の高校には、月650走って、5000m15分45の人と月300前後で14分45で走る人がいました。
この例が全てを物語って今ると思います。
これらを前提にデメリット(注意点)について書いていこうと思います。
補足として今回の記事は効率を重視した極論で書いています。
人によっては距離を踏むことを重視することで強くなったランナーもいます。
なので、参考程度にし、自分は量を求めるべきか質を求めるべきか判断してください。
デメリット
距離に囚われすぎた時に生じるデメリットを3つ紹介していきたいと思います。
①:無駄な練習が増える
走行距離に囚われすぎている状態を簡潔に言うと、無駄な練習が増えている状態といえます。
月末にあと30kmで目標の距離に達するとしたら、体の状態を二の次にして無理に走ってしまうという方は多いのではないでしょうか。
この特に目的が無くただ距離のために走ることが「無駄」だと思います。
もっと極論を言うと、朝に60分走って午後に60分走るなら一度に100分走った方が集中でき、体への負荷も大きいという点で2部練習をすることだって無駄といえるかもしれません。
これらをまとめて簡単に言うと練習の質の低下ということになります。
②:自己嫌悪の原因
月間走行距離を目標にして、モチベーションを保つ分にはいいですが、それが達成できなかった時に落ち込むのは、①を読んでもらった方ならわかると思いますが、とても無駄なことです。
それがランニングの挫折のきっかけになどになったら、なおさらです。
僕も距離を一つの目標としていますが、達成できた時は自信にし、達成できなかったらうまく切り替えるなどしてうまくコントロールするようにしています。
距離に縛られずランニングを楽しみましょう!
③:思考停止を引き起こす
人は明確な数字を目標とすることが好きなようです。
それは明確で簡単で考える必要がないだからだと思います。
ですが、ランニングの場合は距離が目標になってしまうと、ただ走るだけになってしまって、すぐに成長の限界が来てしまいますし怪我のリスクが増えます。
なので、「走りまくれば速く走れるようになる」という考えではなく、考えながら工夫を重ね練習をしていただきたいです。その試行錯誤の段階にこそ陸上の面白みが隠れています。
僕は試行錯誤の段階で距離を落としてポイント練の質を上げたほうが速くなれることに気が付きました。
理由としてはポイントで追い込みきり、ジョグを回復に当てた方が速くなることに気がついたからだと思います。
— ponrun (@ponrun3737) June 15, 2020
人それぞれですが、ポイントで追い込みジョグはいわゆるLSDを中心にするのもありかもしれません。
(これはトラックの話で、ハーフやフルになってくると話が違ってくると思います。)
これは人それぞれなので色々速くなる方法を試してください。
思考停止した時、それは自己成長が止まった時だと思います!
最後に
僕がまだ5000m17分台だった頃周りに追いつくために毎日必死で距離を走っていました。ですが、ケアもきちんとしていましたし、距離が目標ではなく他の人より距離を走り、追い抜かすことが目標だったので、距離に関して一喜一憂することはありませんでした。
ここで言いたいのは距離を踏むのが悪いのではなく、知らない間に距離が目的になってはいけないということです。
・まとめ
①距離が目標になってはいけません。
②考えながら練習をしてください
③自分に合う練習スタイルを見つけてください。
今回は以上になります
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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