大迫傑、設楽悠太、遠藤日向の共通点から考える速くなるヒントを得る「異端」
今回は日本のトップを走っている選手のある共通点から、
私たちも速くなるヒントを見つけよう!ということでやっていきたいと思います。
・「こんなトップ選手の共通点から私たちが学ぶことなんてあるの?」
・「知らない選手がいるんだけど、、、」
と思った方も最後まで読んで読んでいただければ、納得していただける内容にしたいと思いますので、是非読んでみてください!
それでは行きましょう!
【目次】
3人の共通点
結論から言ってしまうと、
彼ら3人の今回注目する共通点は、「異端児」だということです。
みんな同じ方向を向くことが正義とされている日本では、異端児と聞くと悪く聞こえてしまいますが、陸上だけでなく、
これからの社会で活躍できるのは型にはまらない「異端児」だと思います。
3人もこれまでの常識にはなかったことに挑戦したり、実行して他のランナーとは一歩抜けた存在となりました。
次はそんな彼らの異端な点を中心に紹介していきたいと思います。
大迫傑
- 1500m - 3分40秒49 (2016年7月14日:ホクレン・ディスタンス2016 北見大会)
- 3000m - 7分40秒09 (2014年9月7日:Rieti Meeting 2014)日本記録
- 3000m(室内) - 7分45秒62 (2015年1月31日 : Armory Track Invitaitonal 2015) 日本記録[18]
- 2マイル(室内) - 8分16秒47 (2015年1月31日 : Armory Track Invitaitonal 2015) 日本最高記録
- 5000m - 13分08秒40 (2015年7月18日:ナイトオブアスレチックス)日本記録
- 5000m(室内) - 13分28秒00 (2015年2月14日:NYRR Millrose Games 2015)
- 10000m - 27分38秒31 (2013年4月29日:カーディナル招待)日本人学生最高記録、日本歴代4位(当時)
- ハーフマラソン - 1時間01分01秒(2018年9月3日:Labor Day Half)
- マラソン - 2時間05分29秒(2020年3月1日:東京マラソン)日本記録[19
引用:Wikipedia
というようにトラック、マラソン共に日本トップを走っている大迫選手。
大学時代には「駅伝には興味がない」と言い、トラックのためのスピード練習をメインに取り組んでいました。
そのため、長い距離に対応する練習が不足していたそうです。
駅伝でも後半失速するシーンがありましたがこれが原因だと思われます。
トラックでは10000mで日本学生記録を更新したこともあり、
ナイキ オレゴンプロジェクトというアメリカのプロチームへの入団が認められます。
これまでの日本のトップランナーは箱根駅伝である程度結果を残し、実業団に進むというのが普通でした。
そのことを考えても大迫選手の選択は「異端」だといえると思います。
そんな大迫選手本人は、自信が異端といわれていることに対して、
「そういう人は単に視野が狭いだけ」と言っています。
設楽悠太
種目 | 記録 | 年 | 大会 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1500m | 3分48秒29 | 2015年7月15日 | リージュ国際大会 | |
3000m | 7分59秒97 | 2012年7月21日 | トライアルinいせさき | |
5000m | 13分34秒68 | 2015年4月18日 | 織田幹雄記念国際陸上競技大会 | |
10000m | 27分41秒97 |
|
八王子ロングディスタンス | 日本歴代12位 |
ハーフマラソン | 1時間00分17秒 | 2017年9月16日 | ウスティ・ハーフマラソン | 前日本記録、日本歴代3位 |
マラソン | 2時間06分11秒 | 2018年2月25日 | 東京マラソン2018 | 前日本記録、日本歴代2位 |
引用:Wikipedia
大迫選手と共にフルマラソンでは一歩抜けた存在になっている設楽選手。
彼はマイペースで自分の芯をしっかり持っているし、自分の体をよく知り尽くしているという印象。
異端エピソードは様々あります。
①30k走までしかしない(30k以上は不要?)
②筋トレをしない
③食事制限をほとんどしない(コーラ大好き)
この3つを見るととても速く走れるとは思いませんが、ハイレベルなパフォーマンスを維持しているので、
この3つは自分の体を知り尽くしている彼にしかできない練習なのでしょう。
2019年MGCではスタートから一人で飛び出し、世間をザワつかせました。
あんな思い切ったことは、設楽選手にしかできないと思います。
遠藤日向
・ 自己ベスト
1500m | 3分42秒98(2017年) |
---|---|
3000m | 7分49秒90(2020年) |
5000m | 13分38秒79(2017年)室内=13分27秒81(2019年) |
10000m | 29分10秒21(2017年) |
引用:Wikipedia
遠藤日向選手は、
学法石川高校時代13分台を史上最多の7度マークするなど高校時代から、
文字通り「世代最強」としてどこの大学に行くのか注目を浴びていました。
しかし彼の 選択は大学ではなく住友電工という実業団チーム。
理由はかつての大迫選手同じ「トラックで世界を目指したいから」
駅伝ではなく、世界で戦うことを選んだようです。
大学ではなかなかできない長期アメリカ滞在などで、力をつけ1500~5000では頭角を表しています。
私たちが学ぶべきこと
彼らは私たちに、他の人がしない選択をすることで成功を得られるということを教えてくれました。
もし、学生であればチームメイトがやらないウェイトトレーニングや、ドリルなどをやることで差がつけられるかもしれません。
市民ランナーの方は、ネットに様々な人が情報を発信しているので、あまり聞いたことのない練習を積極的に取り入れてみるといいのかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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