アディダス 中長距離スパイク 徹底比較! あなたはこれを履け!! BOOSTの落とし穴も!?
スパイク紹介シリーズの第3段の今回は、アディダスのスパイク3足の特徴を紹介させていただきます。
過去のスパイク紹介シリーズ↓
それでは見ていきましょう!
【目次】
ADIZERO MD
ADIZERO MDは400~1500mで使うことのできる中距離スパイクです。
商品名の「MD」はmidlle distance:中距離という意味です。
プレートが固く、反発が強いので、1500m以上にはおすすめできません。
400m対応のスパイクということを考えれば、長い距離では使えないと納得していただけると思います。
このスパイクの最大の特徴は、競技場のの左回りカーブを走りやすいように作られた左右非対称な設計です。
画像をよく見ていただくと、アディダスのマークが左足には内側に有り、右足には外側にある事がわかると思います。
アディダスのマークは補強材の役割をしています。
左足の内側、右足の外側に補強材を置くことにより、競技場の左カーブを曲がる際に起こるブレを補強しています。
安定感が高いので、ぶちゃっけ理想的ではない走りをしても怪我のリスクを下げることができると思います。
前足部とかかとの部分に「BOOST」というアディダスの反発材が使われています。
BOOSTについては次のスパイクのところで詳しく紹介させていただきます。
左右非対称設計により、安定感抜群!
①変わった走り方、変わった接地と言われたことがある方
②中距離専門で、1500m以上は基本走らないという方
ADIZERO AVANTI
ADIZERO AVANTIは、1500~10000m対応の長距離スパイクです。
AVANTIの特徴は、「BOOST」というクッション材が全面に使われているところです。
BOOSTとは、2013年に初めてシューズに搭載された、アディダスが開発したテクノロジーです。
BOOST搭載シューズでマラソンの世界記録更新された実績のある素材です。
踏み込んだ時に、「ギュッ」と縮み、「バーン」と跳ねるイメージです。
(なんかすいません、、、)
アディダスのほとんどシューズに搭載されているため、履いたことのある方はこの感覚がわかるのではないでしょうか。
このBOOSTの搭載により、AVANTIは他社のスパイクより「後半まで足を残すことができる」ということが特徴のスパイクになると思います。
1500mなどの、短めの距離にも対応できるほどの反発も持ち合わせています。
「後半まで足を残せて、高反発」魅力的すぎるメリットが揃っていますが、
少し注意点も書いておきたいと思います。
BOOSTは踏み込んでから、反発が帰ってくるまで少し時差があるように感じます。
なので、BOOST搭載のシューズを履いたことがない方は、AVANTIでなくても良いので、アディダスのBOOST搭載のシューズを履いて感覚を確かめておくと良いと思います。
(個人の意見です)
クッション性は長距離スパイクNO1!
①「脚力に自信がなく、スパイクを履くと足が持たなそう」と心配している方
②後半まで足を残し、ラストで勝負したい方(ロングスパートなど)
ADIZERO AMBITION
AMBITIONは800~3000m用の中距離スパイクです。
ある程度脚力のあるランナーであれば、5000mでも使用可能です。
(3000m9分20切るあたり)
先程説明させていただいたBOOSTは搭載されていません。
軽く、高反発で、グリップの強いゴリゴリ系のスパイク(?)だと思います。
(優しさはないが、使いこなせば爆発的な力が出るイメージ)
ちなみに、前作までは海外でしか販売されていなかったので、日本ではあまり知られていません。
軽量、高反発、グリップ力
①トラックを中心に活動して、スパイク経験のあるランナー
②足づくりがしっかりできているランナー
今回は以上3足で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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