トラックランナーのナイキヴェイパーフライの新しい使い方
今回は、ヴェイパーフライの新しい使い方。履き分け方を、解説していきたいと思います。
①戦力的にシューズの履き分けができ、練習効率が格段に上がる
②ヴェイパーフライが何故ブレイクしたのか、どこがすごいのかがわかる
初めに
トラックで25mm以上のシューズの使用が禁止され、ヴェイパーフライはトラックでの居場所を失ってしまいました。
詳しくはこちら↓
ロードレースを中心に取り組んでいる方は、トラック練習でヴェイパーを履く機会はあるかもしれませんが、
トラックを中心に活動しているランナーは、トラック練習でヴェイパーを履く意味が無いように感じます。
普通に考えて、レースで履くことのできないシューズを練習で履く意味は無いでしょう。
ですが本当にそうでしょうか。ヴェイパーフライの具体的なメリットから考えてみましょう。
ヴェイパーフライの具体的なメリット・デメリット
一度メリット・デメリットを整理していきましょう
①メリット
・普通のシューズと比べて足の力を使わずに走ることができる。
・比較的楽に速いペースを維持することができる。
・クッション性がある。
②デメリット
・依存しすぎると足の地力が落ちてしまう。
・トラックレースで使えない
新しい履き分け方
メリットにある通り、ヴェイパーフライは足の力を使わずに走ることができます。
それはつまり、薄底シューズに比べて足に疲労が残らないということになります。
そう、ヴェイパーフライは速く走れるというところではなく、疲労が残らないという所に着目するのです。
練習で、足に疲労は残したくないけれど心肺に負荷をかけたいという場面があると主ます。そんな時にヴェイパーフライの出番です。
例:Aさんは、地力で10kmのペース走3分30でやる力がある。
ヴェイパーフライを履いたAさんは3分25でペース走をすることができた←質向上
この場合Aさんは、心肺に自分の実力だけでは掛けることのできない負荷をかけています。逆に足にはメニューの見た目ほどの負荷がかかっていません。
なので、jogなど他の練習で足づくりを意識するなどの工夫で補う必要があります。
ポイントは、心肺への負荷と肉体への負荷を分けて考えるところだと思います。
心肺を鍛えることができるのは、ヴェイパーフライ
肉体を鍛えることができるのは、薄底シューズという解釈でいれば間違いないです。
ponrunの使い分けの例:「」はponrunの意図
①ジョグ:「ジョグで足づくりをしっかり行いたいから、ナイキフリーを履こう」
②スピード練習:「スピードの筋肉を鍛えたいから薄いスパイクを履こう」
③ペース走:「脚力については普段のジョグ、スピード練習で鍛えてるから、ヴェイパーを履いて、速いペースで走って心肺に負荷を与えよう」
終わりに
今回は以上となります。
少しわかりにくかったかもしれませんがご了承ください。
今回書いたような内容が詳しく書かれています。
有名な本ですが、一応紹介させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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